チェーンソーカービングは、チェーンソーを使って木を彫刻し、動物や人物、さらには抽象的なデザインを作り出すアートです。
豪快な作業の中に繊細な表現が求められることから、多くの愛好者がいます。
特に大きな木材を扱う際は、短時間で大まかな形を彫り出せるチェーンソーならではの迫力が楽しめるのも魅力です。
今回、80歳になる父の趣味にとチェーンソーカービングを提案しようと考えています。
というのも、田舎の山地部でお茶を作っていることもあり、黄を切るのは得意だからです。
時間もあり、木もあるのでこの際アートにしてしまえばいいのではないかと思うんです。
このアートの始まりは北米とされ、森林資源が豊富な地域で木材を使った彫刻が発展しました。
今日では、日本でも愛好者が増え、イベントや競技会で実演を目にすることもあります。
完成までのスピード感と、木材の表情が一気に変わっていく過程は見ているだけでも楽しく、作品としての奥深さも感じられます。
安全な作業には保護具が必要で、特に初心者はゴーグルや防護手袋、チェーンソー用の防護ズボンを身に着けることが推奨されます。
はじめはシンプルなデザインから挑戦し、慣れてきたら徐々に複雑な形にチャレンジしてみるのも良いでしょう。